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子どものためのバロック講座

2019年1月14日(日)広島文化学園大学 音楽ホールにて、岩淵恵美子先生による「子どものためのバロック講座」を開催致しました。

今回の講座は、第9回日本バッハコンクールの課題曲から選曲し、それぞれ該当する学年の子どもたちに演奏してもらい、岩淵先生にレッスンをして頂く、公開レッスンの形式です。ご参加くださった、ピアノを習っている小学生、その保護者、ピアノの先生方それぞれが、演奏やレッスンに生かしていくために、真剣に講座を聴いておられました。

講座の初めには、バロック時代の楽器についてや作曲家について、そして時代背景についても、子どもたちにも理解できる内容でお話ししてくださり、「j.s.バッハと同じ年に生まれた作曲家は、ヘンデルともう一人誰かわかりますか?」という質問に「ドメニコ・スカルラッティです。」と答えられた子もいて、会場は盛り上がりました。

続く公開レッスンでは、小学2年生から5年生の子どもたちが、それぞれハイドンのメヌエット、クラークのマーチ、j.c.バッハのアリア、クリーガーのメヌエット、j.s.バッハのインヴェンション第4番、フランス組曲第5番よりガヴォット、ブレを演奏し、その音色やアーティキュレーションなど、細かく、そしてわかりやすくアドバイスをして頂きました。

今回は、先生方の「セミナーレポート」だけでなく、「子ども用セミナーレポート」も作成し、子どもたちにも講座を聴きながら、学んだことをレポートにまとめてもらいましたが、「1750年にバッハが死んで、バロック時代は終わった。」「チェンバロは、大きいものでも5オクターブ」など、先生のお話しをよく聴き、きちんとまとめられていて、感心しました。

質問コーナーでは、「バロックの曲を演奏するとき、テンポで気を付けることは?」「今からサラバンドも弾いてみたいのですが、気を付けること教えてください。」など、先生方からはもちろん、子どもたちからも積極的に質問があり、みなさん本当に熱心にお勉強されていました!

今年、9月16日(月・祝)には、浜中康子先生、岩淵恵美子先生によるバロックダンスセミナーも開催予定です。また、沢山の先生方や子どもたちと一緒に学べることを楽しみにしています。


ピアノを指導している方、ピアノを学んでおられる方、趣味にされている方、どんなかたでもご入会頂けます。

会員になっていただきますと、研究会主催の各講座を会員価格で受講したり、生徒さんが会員価格で発表会に参加することもできます。

こんな活動をしたい。」「こんなことを勉強してみたい。」という要望をあげていただくこともできます♪

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